たまにはマらしい話。WBS vs チケット2009/06/14 23:33

仕事場でTracを導入してみたんですが、WBS主流の現状でどうしたらもっとうまく活用できるのか。思いついたことをだらだら書いてみる。

まず、WBSの管理領域とTracのチケット管理ってまったくかぶっていないってことをもっとアピールしたほうがいいのかな。
たしかに、どうせWBSの入力もしないといけないのなら、チケットにWBSいれたくなっちゃうんだけど、お互いに情報の質が違うんだと思う。

WBS:過去に決まった予定。変わらない。トップダウン。管理者目線。
チケット:今そこにある問題。いつも変化。ボトムアップ。担当者目線。

一応自分なりにいろいろやってみてWBS管理も悪くないと思うんだけど、今はあまり好きじゃない。

・予定の変更に弱い。やらなくなったことの削除や、新しくやることの追加がしにくい。いろんな要因で予定がくるっても線を引きなおすのにタイミングがいるし、そういう変更が起こったことが記録に残りにくい。
・Excelを使って入力するのがストレスフル。あまり専用のツール使うことがないためExcelにWBSを入力するのだけれど、やたらでかいファイルになるし、複数人で同時につかうのに全く向いてない。
・工数入力による生産性の判断、ってだからなに?結局個人の能力差が大きすぎて、なんの参考にもならなくない?

まあ、開発の一担当者にしてみれば、2番目が一番重要な問題だったりする。自分の分だけ入れればいいというけど、それをするのが苦痛になるインタフェースって全く駄目だ。

たぶん続く。

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